コクピットの再作成、つづきです。エッチングパーツの加工を少しやりました。
デカール付きのエッチングパーツに電飾を施す方法
エッチングパーツには、細かいディテールと共に、小さい穴が多数あけられています。
「当然、電飾するよね?」ってことでしょうけど、ごく薄いパーツに光ファイバーを植え込むことはそんなに簡単じゃない。
さらに、その上に貼るデカールまで用意されているのでエッチングパーツとツライチにファイバーを埋め込むのが理想的です。
最初に作ったバージョンでは、デカールにも穴を開け、パーツの裏側からファイバーを通して黒い瞬着で固定し、表面をニッパーでさらって平面化していました。
このせいで、デカールを破いてしまったり、直接ファイバーの断面が発光するためちょっとギラつき過ぎかなという出来具合でした。
今回は、この6jiroさんのブログエントリで編み出されたやり方を真似させていただきました。素晴らしいアイディアを披露して頂きありがとうございます。
- 添付のデカールは使わずに、透明フィルムに印刷して光を透過させる
- 下地が黒だとフィルムの薄さで色合いがおかしくなるため、白い下地にデカールを貼り付ける
- ファイバーは裏から黒瞬着で固定してツライチにする
ってのがミソなのですが、フィルムと白下地の組み合わせワザがなんとも良さげです。
早速進めます。
コクピットのエッチングパーツ
今回使うパーツはこの3つだけです。
帝国軍と反乱軍のマークがおまけにたくさん付いてますが、X-Wingなんかをディスプレイするときに使えるかも。。。と思い、切り出して保管しておきます。
エッチング用のハサミを今回初めて使ってみました。これ結構仕事しますね。
金属板の上で、カッティングナイフでガリガリ切るのと比べて失敗する確率も時間も減らせました。
大きすぎとのレビューがありましたが、切る方向や順番を工夫すれば、ほとんどのパーツはひん曲がらずに切り出せると思います。
6jiroさんも書いておられましたが、エッチングパーツの説明書に純正パーツを到底無理と思える形にカットせよ!との指示があります。
世界中誰しも考えることはみな同じ様で、カット済の形のパーツがshapewaysに売られています。
でも。。。。重ねてみると赤丸のところが干渉して全然合っていません。
これ全体を支えることを考えたら物理的にどっかは犠牲にする必要があるのはわかるけど、いちばん上の干渉はあり得ない。
強度が心配ですが、上部の半円形の部分は切り取って使う事になりそうです。
砲塔のエッチングパーツ
同じ工程なので、ついでにほったらかしてた砲塔のパーツも切り出しました。
こっちの反乱軍のマークには4,5,6の数値が刻まれています。X-Wing RED4,5,6を作れって事?
白サフ
デカールの発色が良くなるように、白サフを吹き付けました。
あくまでも、デカールを貼る部分に対する効果なのでその他の部分は暗色で沈めないと逆に目立ってしまいますね。
塗り分けに気を付けよう。
デカールの作成
デカールは付属のものを使用せず、ParaGraphicsのサイトの画像から作成しました。
画像をリンクで表示しています。
砲塔のデカールも同じように縮小印刷して、透明フィルムの用紙に印刷しました。
この上に透明シートを張り付けて保護するのがこの用紙の本来の使い方ですが、厚みが増すこと、完成したら触れない部分になるのでそのまま使おうと思います。
今日は、ここまで。
コメント
こんばんは!
あの壁の作り直しですか〜。
白壁にク透明フィルムは表面が結構頑丈ですから、純正のデカールの様な繊細さを求められませんのでだいぶ楽になると思いますよ^^。
ただ注意は、透明フィルムの計器盤を貼った後で筆で塗装しないことw
私はこれやって白壁と透明フィルムの間に塗料が流れ込んで再度シンナーにポチャンンとなりましたw
純正パーツのカットは凄いですよねwあんなのできるならエッチングパーツ買わずに自作しますw
>6jiroさん
おはようございます!
お返事遅くなりすみません。
>透明フィルムの計器盤を貼った後で筆で塗装しないことw
りょ!、です!
これ、最後の最後に張り付けて点灯式。。ってのもテンション上がりそうでいいですね。
この工程、ほとんど6jiro作品を参考にさせて頂きました。
ちょっとずつですが、作業止めずに進めていきたいと思いますので、失敗しそうな状態に陥りそうになったらベクトル修正よろしくお願いいたします(‘◇’)ゞ