デアゴ ミレニアムファルコン作製記 Episode 067 [通路保護パッド自作と塗装]

デアゴ ファルコン
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廊下保護パッドのさらなる検証

メイキング動画で確認しながら、廊下のカスタマイズを続けます。

 

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この画像から確認できる事は

  • 保護パッド無しの配線がむき出した部分は、穴あきフレームが通っている。
  • パッドはまんべんなく粒状の汚れ。
  • デアゴにないものは、上部で3分割された天井までぐるりと敷き詰められたパッド。
  • アーチとパッドは同色、同素材
  • 床は意外と鏡面仕上げになっている?(これはEP7版のため考慮しなくて良いと思う)

こんなところでしょうか。

 

パテで自作したパーツの不満点

レッサーかずさんやtaraさんが既に対策されていますが、提供されたキットは、カットモデルのくせに廊下の途中でこのパッドが途切れてしまっています。

この部分ががっつり何もなくて、ちょっと興ざめな感じを受けます。

「言われないと気付かないけど、言われてみたら気になってしょうがない」ってやつです。

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このパーツを片付けないと、穴あけ加工して照明を取り付けることができません。

それで、自分も前回おゆまるとレジンで複製はしたものの。。

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扇形に広がってる部分は、複製してもサイズが小さく複製してもそのままでは使えません。

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なので、複製したパーツにプラ板やパテを追加して拡張させる必要がありそうです。めんどくさい~。

 

ってことで、いつもの。

 

 

保護パッドを3Dプリンタで自作してみる

どっちを採用するか分かりませんが、やれることはやってみよう。

 採寸

通路は直線部と湾曲している部分と2箇所あり、特に曲がっている方は内側、外側で半径が違うので、廊下チューブパーツとの合いが異なってきます。「直線」「R外側」「R内側」の3パターン作れば良いということになります。

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創刊号の付録の実物大設計書に補助線を引き、曲がり廊下の半径を計測します。創刊号は2つ購入したので、1部はこのように落書きしまくりです。

↓事後ですが、この写真の半径の測定は間違っています。円の中心に補助線が向かっていないのでかなり小さくなってしまっています。半径はだいたい97mmくらいと思います。

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3Dモデリング

久しぶりでモデリングソフトの操作を忘れかけていました(笑)

思い出しながら直線・曲線のパーツを作製し、stlファイルに出力しました。

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大きく作っておいて、湾曲を確かめた上で後からカットする作戦です。

作製しながらブログを書き溜めているのでまだ結果は出てないですが、採寸が間違っていなければ、このパーツは廊下の内側にカチっと合うはずです。

印刷

一つのパーツで2時間くらい掛かります。

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仮組み(合いのチェック)

サイズをチェックします。

バリを取る前で少し浮いてますが、直線のパーツはばっちり!

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曲線部は全く合いませんでした(泣)。。。

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寸法(半径)の測定方法が間違ってました。

下記写真ですが、そもそも円の中心点への補助線が間違っていたので、594mmへの訂正も間違っています。

原寸大のシートで再確認して、だいたい97mmと推測。(970→97.0mmです)

結局2回作り直しました。

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再度デザインして出力します。大きさがかなり違う^^;

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一気にタイムワープしてますが、2回失敗してしまったので4時間以上ロスしてしまいましたが。。。

決まった!

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これで、どの部分を切り出しても、廊下にフィットするパーツ(の下地材)ができました。

 

 

パーツの加工 その1

下地材を切り出し、整形していきます。ここから先は試行錯誤の世界。

直線部分のパーツで試してみる

小手調べに、この部分で試してみます。

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少し大きめで、だいたいの大きさに切り出す。

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ルーター作業ボックスを入手しました。

今まで削りかすを盛大に飛び散らしていて、毎回の掃除が億劫で、気合を入れて使うようにしていましたが、これを使うとほとんど飛散もなく、片付けがだいぶ楽になりました!

ABS素材をやすり掛けのする時も、微細な粉末が飛び交うのでこの中で作業するようにします。

 

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削りかすは下の引き出しに落ちていく仕組みです。

 

 

 

Amazon見たら評価ボロボロですね(笑)。自分は使い勝手いいと思うけど。

こっちの方が安くてベストセラーになっている様です。

 

 

 

切り出し、おおざっぱにヤスったパーツを仮止めします。

純正パーツの真正面のパーツが浮き出ているので、間に挟む3つのパーツを均等に縮めて天井のパーツの長さを確定させていきます。

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これでよしとします。初期段階の成形が完成。

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パーツの加工 その2(パテの検証)

3Dプリンタで出力したABSのパーツですが、どんなパテと相性がいいか、あんまり考えたことはありませんでした。

この機会に、比較をしておこうと思います。

比べたのは次の6つ。

 

定番。タミヤパテ(スタンダード)。

ヒケが出るので最近はあまり使わなくなりましたが、中学のときはこれしか存在を知りませんでした。。

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百均(ダイソー)の万能エポキシパテ。

安いし、結構な強度が出るのでよく使います。買いだめしてます。

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ウェーブ・エポキシパテ

ダイソーのパテを優先して使うので、ここぞという時にしか使いません(笑)。

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ウェーブ・ポリパテ

盛り上げ可能で削りやすい速乾性のパテ。においがキツいが作業効率化には欠かせません。

パッドが破壊してむき出しになった部分の壁材にも向いていそうです。

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タミヤ光硬パテ

高価なので、使い惜しみしてます。粘度が低いので、粘土より、レジンの代用的な感じ。

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クレオス 溶きパテ(Mr.サーフェイサー500)

 

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タミヤパテが乾くまで公平な検証ができないので、今日はここまで。

 

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切り出したパーツの加工は、結果が出てからになります。

 

 

 

パッドの塗装

追加したパーツはもちろん塗りが入りますので、統一性を持たせるために他のパッドも同色に塗る必要があります。

 

アーチのパッドを塗装するかは今後次第

アーチのパッドは、無塗装で接着済です。(塗らない宣言してパッドを取り付けてしまった後に、追加カスタマイズが紹介されてしまったため^^;)

そのままにするか、やっぱり塗るかはこれから考えます。

 

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廊下のパッドの塗装

アーチとパッドの色合いの差より、純正のパッドと自作したパーツをいかに近づけるかの方が課題です。

パテの検証結果で判断して自作パーツの塗装に挑んでいきますが、使用する塗料は、隠蔽の性能を信じて先日使い始めたファレホで筆塗りをしていこうと思います。

手持ちの色で最も近い色は、No.837(ペールサンド)。メイキング見てもデアゴの塗装より少し明るめな感じがするし、ウォッシングすれば暗くもできるので、これでいっときます。

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曲線の廊下を失敗、再度出力し直している間に、パッドを塗装をしてました。

3回の上塗りでいったん乾燥させます。

 

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翌日。。。。

廊下上部のパッドの塗りを先に完成させ、電飾の作業が着手できるようにしました。

それにしても、ファレホ恐るべし。筆塗りでこんだけアップしても十分鑑賞に堪えうるレベルでムラなく塗れてます。(重ね塗りを6~7回くらいしました)

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廊下の下部のパッドと自作パーツには電飾は施さないからクリティカル・パスじゃない。後からゆっくり作業しても大丈夫。

これで、躊躇なく照明用の穴を開けることができそうです。

 

コメント

  1. tara より:

    こんにちは。
    これを発展させると、通路本体も製作可能な感じですね。
    左舷通路が短くてのぞき込むと向こう側が見えそうなんですよねぇ。
    通路の延長パーツを作ってくれませんか。
    買いますよ!

    • >taraさん
      こんばんは!

      マジに対応する場合。。↓

      通路の延長って廊下そのものの筒状のパーツと、今回のパッド用のと両方あった方がいいですかね。

      それと長さとか決まれば対応しますよ。
      最高品質で出してもお察しなのでさらなる下処理はお願いします。

      ここである程度仕様が決まったら作成します。お代は暴利を貪る気は無いですが、材料費原価と送料程度でいかがでしょう?

  2. tara より:

    こんばんは。
    3Dプリンターならば、通路の外殻とパッドと廊下の床を一体成形出来るんですよね?
    エアロックまで延長すれば例のカルリシアン・ハッチに繋げることも出来ますね。
    そんな感じで、ヨロシク!

    って言うのは冗談です。
    でも、ひとつワガママを言わせて貰うと・・・。
    左舷通路の通路末端リングの所に通路の外殻がピタッと嵌まると嬉しいです。
    パッドはデアゴのパーツをコピーして使用するので、なくても大丈夫ですよ。
    長さは、左舷通路と同じ長さがあれば十分だと思います。
    覗き込んだ時に、通路が続いているように見えるようにしたいだけなので。

    3Dプリンターやその設計ソフトを使ったことがないので、その大変さを分からずに勝手な事を書いてスミマセン。

    • >taraさん
      おはようございます!
      ブログ(Episode 069)をご覧くださいませ。

      平日深夜残業が続き、土日も出勤なので対応はもう少し後になってしまうかも知れません。。気長にお待ち頂ければ幸いです^^;;

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