デアゴ ミレニアムファルコン作製記 Episode 046 [2つのチャレンジ]

デアゴ ファルコン
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20、21号が届くのは明日かな。

船倉と通路の塗装しようとした矢先、1000サフが在庫切れ。(500はあるけど塗り要素が大きいのでつかわない)

船倉ベッドサイドパネル再作製!

3Dプリンタで自作したものの。。

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実はちょっと納得がいかない。精度が不明とはいえ、ちょっとデフォルメしすぎたのと、エッジが丸みを帯びて金属っぽくなく、やわらかパネルになってしまったこと。角を丸めるフィレットという処理は不要だ。

オリジナルはこちらです。眺めてたら修正したくなる気持ちが沸々と。。

side

 

も一回作製してます。変更ポイントはこちら。

  • 上部と下部の奥行きに違いを持たせる(上部が奥行大)
  • パネル上部のくぼみの数、幅をセットに合わせる
  • 中央の半円状のパイプ受けのパーツを追加(またはジャンク品で作製) など

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開口した部分が斜めに傾斜しているが、開口部の底は背面に平行にする。。2016-06-01_00h14_54

これを実現するだけでも試行錯誤。。徐々に慣れてきたけど頭の中のイメージをほいほい実現できるようになるまで、まだまだ長い道のりです。

仕事じゃないんで、楽しみながらやりたいと思います。

 

5VでLEDを直列10個光らせる!

コクピット以上にLEDの数が増えそうな船倉と通路

特に通路は壁の照明を付けると。。

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Paragrafixのエッチングパーツの指定によると、この部分だけで25個!

12Vでも4~5個、デアゴの6Vでは2~3個

12V電源に、CRD(15mA)と複数のLEDを直列につなげて何個点灯するか。。

結果はだいたい分かってましたが、おさらいで実験。

LED黄緑

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5個まで点灯。いつも見慣れてる高輝度じゃないのでなんだか物足りないです。使うのやめるかも。

順方向電圧がだいたい2.0~2.1Vくらいだと思うので、2.0で計算しちゃうと。。

12Vの内訳は CRD 2V + 2.0×5個 ≒ 12V くらいかなと推測。

テスターで計測すると、LED間は2.03V。電源は12.2Vなので、CRD分は。。。

12.2V-(2.03×5)=2.05V

 

LED白色

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白(高輝度)は4個まで。通路は、黄緑やめてこれを使おうという気になっています。

順方向電圧は計測値2.98V。CRD分は12.2-(2.98×4)=0.28V

CRDもダイオードなので、一定電圧がかからないと電気流れないと思うんだけど、ちょっとこの辺ナゾです。。。

(ちゃんとデータシート見れ<自分)

LEDの順方向電圧は、「これ以上の電圧を印加すると、光りますよ」で、データシート上の順方向電圧時の電流値は、メーカーの推奨値(実際はこれよりかなり少ない電流でも高輝度なら十分光ります)、

LEDは順方向電圧分降下し、残った電圧はCRDが負担、そのとき、特性により15mA一定量を流してくれる理解です。専門家からするといろいろ突っ込まれそうですが、概念としてはほぼ合ってると思います。

5Vを39Vに昇圧させて発光(させたい)

以上より、デアゴの純正の電圧は乾電池1.5×4個=約6V

。。となると、パワー的に直列接続だと、順方向電圧が高い青・白は2個、その他は3個程度となります。

これらを並列に接続すれば良いのですが、それだけ配線が増えます。

電子パーツの新製品を眺めてたら、5V電源で10個のLEDを直列に接続可能とする部品がありました。

 

10LED昇圧式コンバーターモジュール (2個入): 半導体 秋月電子通商 電子部品 ネット通販

 

5Vの電源から39Vに昇圧させて、OFF/ON制御は5V(ほぼPICの出力電圧)で行えるようです。

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データシートからの抜粋です。

CAT4238というチップを基盤に取り付けた製品です。

普段電飾で使ってるCRD、抵抗、コンデンサに加えて、インダクター(図中、コイル状の図(L))やツェナーダイオード(D)も使います。

資料中の指定パーツは国内では入手困難なので、「これ買った人はこれも買ってるよ」リストにある同等品(たぶん)で回路を組んでいきます。

昇圧させてLEDを増やすことは、コクピットで使ったトランジスタやFETを使えば実現可能と思いますが、この部品でおいしそうな仕様があり、チャレンジしてみる気になりました。

特徴を抜粋

特長
・高電圧で直列のLEDを駆動
・最大87%の電力変換効率
・0.6mAの自己消費電流
・1MHzの固定周波数、低ノイズ動作
・ソフトスタート、突入電流制限
・オープン時のLED過電圧保護(約40V)
・過熱、過負荷保護付き
・2.8~5.5Vの電源で動作
・LED駆動電流:5~30mA(外付け抵抗による)
・調光機能:直流電圧制御、PWM制御

最後の、PWM制御。。。

PICやARMを用いている方なら「むふふ」ってなりますね。連続的に変化する電圧を送り込み、それに応じてプログラムで意識的に光量を制御できる(高速で点滅する時間の割合を変えることで、結果人間の目には明るさの変化としてとらえられます)ので、点滅・消灯のOFF/ONだけでなく、時間経過で明るさを制御すれば、うまく使えば、じんわり発光や流れる発光なども可能になります。

実際、劇中の船倉・通路でそんな凝った光り方をしてるシーンは無いですが、コクピット以上にエピソードごとにコロコロ変わり、仕様もはっきりしない部分ですし、少し未来的でシャレオツな仕様にしてもいいかも。

動作未検証で、妄想ばっかり膨らみますが、このパーツを使った作例や回路の紹介をしたサイトがほとんど無いため、どうにか10個直列で光らせることができたら、ご報告したいと思います。

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コメント

  1. 6jiro より:

    こんばんは!
    3Dプリンターは色々と試行錯誤されているみたいですね〜。
    確かにシャープなラインが欲しいですよね。やはりヤスリがけしかないのですかね〜?どのように活用されていくか非常に興味があります。

    LED直列10個ですか!!
    これまたすごいですね!なにやら難しそう^^;
    確かに並列にすると配線が邪魔になりますが、直列にすると一つLEDダメになると全てが点灯しなくなって、不良箇所の発見が面倒なので私は並列を好んで使用しています。
    LEDの10個直列の報告たのしみにしていますね!

    • >6jiroさん

      こんばんは!
      3Dプリンター、精度はまったく期待していなかっただけに、微妙に使えそうなだけに悔しいですね(笑)
      今日ツイッターのフォロワーさんたち、価格相場が衝撃的だったようで車用パーツに使えないかと色めきたってました。

      LEDは、どっちかというと興味本位での電子回路のお勉強って感じですね。
      確かに、直列だとすべて死亡しますね。←気にしてなかった(´・ω・`)

      まあ、成功したら調子こいて使うでしょうが(笑)

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